TERUMOのDexcomG6 パーソナルCGM導入しました。

当院では、令和3年7月に発売されたばかりのパーソナルCGM:DexcomG6を導入しました。

フリースタイルリブレProを用いた持続皮下グルコース(血糖)測定も可能です。

特にインスリン注射をしていない方では、実費で5500円での持続皮下グルコース測定も可能です。

当院では、上記センサーと読み取り機器を用いた持続皮下グルコース測定を始めました。

「FreeStyleリブレPro」は、医療従事者がより適切に患者様のグルコース値管理を行えるよう設計されています。医療従事者が小さな丸いセンサーを患者様の上腕部裏側に装着することで、センサー中心部の極細の針が、組織間質液中のグルコース値を持続的に測定します。センサーは15分ごとに自動でグルコース値を記録し、最大14日分、1,340回の測定データを保存します。

保存された14日分のデータは、患者様が再来院した際、医療従事者の持つ「FreeStyleリブレPro」の読み取り機器を用いてセンサーをスキャンすることで、5秒ほどでダウンロードすることができます。これにより、患者様の14日間の血糖値の推移を把握できます。

 

上記のように医療従事者のパソコン上でグルコースの動きを視覚化することができ、これまで指先で行っていた1時点での血糖測定とは異なり、血糖の流れや動きのパターンを捉えることができるようになります。

これにより、医療従事者は患者様の日常における血糖変動を視覚的かつ容易に把握でき、より適切な治療管理や患者指導が行えるようになるというわけです。

もちろん、保険診療での検査が可能ですので、持続皮下血糖測定全体では13310円のうちの自己負担分の負担(1割負担で1330円、3割負担で3990円、但し診療料等は別途要です。)で検査可能となります。

但し、6か月で2回までの検査しか保険適応になりません。

検査を受けれるかどうかというのは、(保険診療上)検査の適応を満たすかどうかを判断しないといけませんので、御希望の方は相談頂きますと幸いです。